うめもも・ぷち・ぐみ(2歳児)の合同ビデオトークがありました!
秋以降、一緒にお集まりしたり遊んだり、お散歩に行ったり、ご飯を食べたり・・・と、交流の機会が増えていったうめもも・プチちゃんと2歳ぐみちゃんたち。今回のビデオトークでは、学年や園生活の拠点が異なるうめもも・プチ・ぐみちゃんたちのそれぞれの遊びの面白さや違い、楽しんでいること・感じていることってどんなことだろう・・・など、様々な視点でお家の方たちとたっぷりトークしあいました^^うめもも・プチ・ぐみちゃん合わせて26名のお家の方に参加していただきました♪
まずは、お家の方の緊張ほぐしとグループ分けを兼ねてのウォーミングアップ!お題に合わせてグループごとに集まったり、順番に並んだりする一見簡単なゲーム・・・。けれどこのゲームのルールは“一言もしゃべらずに!”お家の方たち「え~!」と戸惑いながらも、自分の持っていたアイテムや、身振り手振りをうまく使って、挑戦していました!!
ウォーミングアップが終わると、さっそくビデオを見ましたよ~。今回のビデオの場面は大きく分けて2つ。「お散歩編」と「お庭編」で、それぞれうめももちゃんの姿・プチ・ぐみちゃんの姿が映ったビデオをみました。ビデオを見ての気付きは、グループごとに話し合って意見を出してもらい、そのあと全体で共有しました!
🎥1本目:お散歩編(プチ・ぐみちゃんver)
犀川の河川敷で、マフラーをゴールテープに見立てて「よーいどん!」をしている子、「もういいかい」「まだだよ」とかくれんぼ(成り立っていないようで、一応成り立っている!笑)をしている子、土手を登ったりすべっている子・・・など、自由奔放なプチ・ぐみちゃんたちの姿が映ったビデオ。
☆気づき☆
・みんな個々で遊んでいるんだけど、完全にバラバラなわけじゃない。何となく集まって、突然遊びが始まっている。
・川のすぐ近くまで行っているのは、見ている大人からすると心配(普段だと「ダメ」って止めてしまいそう)だけど、子どもにとってはいい経験になっているのだろうな~。
・先生の「帰ろう」の声かけに無反応で遊び続けるほど、遊びに夢中になっている。 など
🎥2本目:お散歩編(うめももちゃんver)
1本目と同じく、場所は犀川の河川敷。石垣を登ったり、見つけたてんとう虫や犬のフンを観察したり、川べりに座ってのんびり過ごしたり・・・、いろいろな楽しさがいっぱい!のうめももちゃんの姿が映ったビデオ。
☆気づき☆
・遊びがダイナミックでヤンチャ。運動量が増えているな~。
・石垣を登ったり、土手や坂を駆け下りてきたり、普段だと口出ししてしまうようなことだけど、子どもたちにとってはいい経験になっている。
・「この高さなら跳べる」など、自分の力量を理解しているのだろうな~。
・子どもたち同士で会話があって、意思疎通ができている。「危ないよ~」と子どもたちで声をかけあっているのもすごい!
・何かを観察するときに自分だけじゃなくて、みんなで一緒に見ようとしていて、成長を感じる。 など
お家の方たちは、プチ・ぐみちゃんたちの、「自然と」遊びが始まって、「自然と」遊びが終わっていく・・・、個々のようで個々じゃない(ときもある)・・・、それぞれに楽しみながらも、何となくお互いに響きあって遊んでいる姿や、うめももちゃんたちの、子ども同士でやりとりしながら、みんなで一緒に何かを楽しんだり感じ合ったりしている姿が印象的なようでした^^石垣を登ったり土手を転がったり、自分が子どもの頃も同じことをしていたな~と、小さい頃を思い返して懐かしく感じているお家の方もいましたよ。
続いて「お庭編」。こちらは、雨どいを使って遊ぼう!と、同じ環境設定で、うめももちゃん、プチ・ぐみちゃんがそれぞれ別の日に、お庭で遊んだときのビデオ。さて、うめももちゃん、プチ・ぐみちゃんが同じ設定で遊んでみたら、どんな面白さや発見があったでしょうか~^^
🎥3本目:お庭編(うめももちゃんver)
最初に出されていた雨どいに、どんどん他の雨どいをつなげていくうめももちゃんたち。雨どいを運んでくる子やつなげる子、つながった雨どいに水を流す子・・・みんなで遊びを広げていく姿が映ったビデオ。
☆気づき☆
・自然と役割分担ができている。
・子ども同士でのやりとりがたくさん。「どいてー」「こんなんじゃだめじゃない」など、揉めているかと思ったら、「いいねー」と褒めあっていることも。
・雨どいを「つなげたい」「長くしたい」という共通の目的ができていて、みんなで協力して作っている。
・雨どいに水を流すという共通認識があった。→普段から以上児がしている遊びとかを見ているから知っているのかな。 など
🎥4本目:お庭編(プチ・ぐみちゃんver)
最初に出されていた雨どいに砂や木の枝をすべらせていたかと思ったら、ブランコをしにいってしまう子や、雨どいを別の場所に持っていき、掘ってある穴に橋のように架けて楽しんでいたかと思ったら、最初の場所に再びもどして雨どいをつなげようとチャレンジしてみる子、雨どいには見向きもせずに砂遊びを楽しむ子などなど・・・。これまた自由なプチ・ぐみちゃんたちの姿が映ったビデオ。
☆気づき☆
・砂や木の枝を転がしたり、橋のように使ったり、一本の雨どいを使って長い間楽しんでいる。
・遊びの興味や関心がコロコロ変わっている、いろんなことを考えているんだな~。
・やっぱりプチ・ぐみちゃんたちは個々で楽しんでいる感じがする。やりたいこと、楽しみがそれぞれにある。
・「協力」することを誰も求めていないような気がするな~。
・雨どいの使い方が明確ではないのかな。固定概念がないからこその楽しさや面白さがあるのだろうな~。 など
お家の方たちは、同じ設定で遊んだ場面だからこそ見えてきた、子どもたちの姿の違いが印象的なようでした。みんなで同じ目的をもって、協力しながら、試行錯誤しながら、遊びを広げていくうめももちゃんたちの成長や、お庭でもやっぱり自分のしたいことを自由に、そして雨どい1つをとってもそれぞれの楽しみ方がある、プチ・ぐみちゃんたちの面白さを改めて感じるビデオになったのではないでしょうか^^
うめももちゃんは雨どいを見たら水を流そうとするんだね~というお家の方の気付きが出た中で、よく考えてみると遊びのスタートの段階で「水持ってきたよ~」と言ってしまっていることに気が付いた年少担任!もちろん、以上児さんの遊びを見ていたりと、もともと経験値として遊びのイメージがあった子もいたとは思うけど、きっと先生のその一言に影響を受けた子もいるのだろうな~、大人が与えるインパクトも大きいのだろうな~という担任の気付きもありましたよ!!
最後はうめもも・プチ・ぐみちゃん全員がごちゃまぜでホールで遊んでいるビデオを駆け足で(ビデオ早送りで笑)見て、おしまいになりました!!うめもも・プチ・ぐみちゃんのそれぞれの姿を見る中で、プチ・ぐみちゃんのお家の方は、年少さんになったらこんな風に友だちとかかわりながら遊んでいくのかなと感じたり、うめももちゃんのお家の方は、プチ・ぐみちゃんの姿を見て懐かしく感じたり・・・とお互いに刺激のあるビデオトークになったのではないでしょうか~^^たくさんのご参加ありがとうございました☆
記:まみぃ
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