バザーweekまつくりのお店のスタートは、お茶のお稽古の成果をちょいと腕試し的な、いやいや、ちょいとおすそ分け的な『お抹茶屋』さんと、年中時に仕込んだ“手作りまつくり味噌”を存分に使用した食べ物を提供する『おみそ屋』さんの2つがお庭に出店♪
お店の内容といたしましては、『お抹茶屋』さんは、木の花バザー史上初となる“野点”を敢行。深まる“秋”を感じながらお抹茶を一服。お菓子はまつくり手作りの“芋焼きまんじゅう”。この焼きまんじゅうの芋餡のお芋は安田さんの畑で収穫したお芋を使用♪試作で味見、本番のお菓子作りで味見。「うん♪おいしい♪」とただお菓子を作って食べたいだけではなかろうか…と思うのは担任だけか?
さらにお仕事として野点に花を添える“俳句の掛け軸”を作成。5・7・5に言葉を乗せて作る俳句はどれもユーモアたっぷり♪実体験を基にしたような句や言葉のセンスがキラリと光る句もあり、「思いついた!…ん?あれ?」と数が合わなかったりしつつも指を折りながら言葉遊びを楽しんでいるようでした。
『おみそ屋』さんは、最初にクラスみんなでお味噌を使った料理や食べ物を出し合い、その中から『味噌焼きおにぎり』『味噌汁』『味噌パンケーキ』の3つをおみそ屋さんの子達が決めました。更に「グッズも作る!」と突拍子もない意見が出てきて、「グ、グッズ!?なんのグッズ?」「みそ屋さんのグッズ!」「じゃーなんかキャラクター考えないとね!」ということで生まれたのが、味噌の国からやってきた“みそちゃん”!そのみそちゃんのグッズを作ることに没頭するみそ屋さん達(笑)。「ぬりえを作る」「キーホルダーもいいね」「じゃーレジから作るね♪」㋵「グッズじゃなくてレジから作るんかーい!」と突っこみたくなるやりとりが満載でしたが、毎日楽しそうにグッズを作っていましたよ!
肝心の食べ物のほうはというと、焼きおにぎりと味噌汁をセットで売ろう!ということになり、よっしーも“大根&人参の味噌漬け”を作ってみたかったもので、一緒にセットの中に入れてもらうことに。味噌焼きおにぎりも「中にね、お味噌をね、入れたほうがね、手に味噌がつかなくていいと思う」とお客さんの手のことまで考えたこだわりよう!!
味噌パンケーキも、味噌をかけるのか中に入れるのかで悩んだ結果、中に混ぜ込むタイプのパンケーキに。試作では「おいしい!味噌の量、このぐらいでいいね」と思う子ども達&担任と「しょっぱい!味噌が多い」と思うフリーの先生の意見が対立!「みんな、アンケートとってきて!」と「おいしい」VSしょっぱい」の味噌パンケーキアンケートが急遽開始!
みそ屋さんが試作を引っさげて、紙とペンを持ち、「おいしい」か「しょっぱい」かを他の先生や園に来ている保護者やたまたま木の花の見学に来ていた〇〇大学の大学生にも食べてもらい、「この味噌パンケーキ、おいしいかしょっぱいか聞いています。おいしいですか?しょっぱいですか?」と聞きながら子ども達が丸をつけ、結果14対7で「おいしい」の勝ち!こんな色んな取り組み満載のみそ屋さんでありました。
そして迎えた本番当日。2つのお店ともお庭で出店ということで天候が気になるところであり、今日は朝からずっと寒い雨が降っているのだろう…と覚悟してきたよっしーではありますが、天気予報に打ち勝つかのような曇り時々晴れ状態!!多分、木の花の上空だけが晴れていたのでしょう♪天気の神様に感謝しつつ、朝からお店の準備に大忙しの子ども達。
そしてお店が開店すると、威勢がいいのは本当は厳かなはずの『お抹茶や』さん(笑)。「ほっとひといきお抹茶はどうですかーーー!!」「入れたてホカホカのお抹茶ですよーーー!!」と魚屋さんが観光客を呼び込むかのような声の張りよう。
そして、『みそ屋』さんは反対にやんわりとした雰囲気で「食べたら板は返してください」「みそちゃんグッズいかがですか~」とゆっくり丁寧に声かけ。焼きおにぎりと味噌汁にお客さん達は「おいしい!!」と美味しさとその温かさにほっこりしていましたよ♪
次は11日のお部屋での“和”のお店。入口付近では『お抹茶や』さんの掛け軸も売っています♪『みそ屋』さんのみそちゃんグッズも売っています♪気に入ったものがあればご購入を♪
記よっしー
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