4月、5月とコロナの影響で年長の行事が中止や延期になる中、6月18日、念願の春の遠足に行ってきました~!!パチパチパチ!!(春というよりは“初夏の遠足”になったんだけどね♪)
公共の乗り物には乗れないので、今回は『どこまでも歩いていこう、のんびりと』をテーマに犀川を上流に向かって遊びながら歩いていくことにしました。バスの時間も気にしなくていい、プラネタリウムみたいに何時までに着かなきゃ!と焦らなくていい、純粋に歩くことを楽しむいい機会。犀川に着くまでは手をつないで歩いていたけれど、着いた瞬間から手を放し“お散歩遠足”スタートです♪
最初の遊具は“石垣”。何も言わなくても一人登りだせば「ぼくも」と登りだすのが子ども心。忍者のように上手く手足を伸ばして登っていきます。
続いての遊具は“芝生”。リュックを置いて一人転がれば、みんな後に続けと転がりだす。笑い声高らかに、回転する子どもたち。子供だけかと思いきや、水筒も転がり始める。何か障害物のように見えてきて、よっしーは子どもたちが転がした水筒をマリオのようにジャンプ。
続いての遊具は“川の石”。水の量が少ないところがちょうどあったので、よっしー芝生から水がかからない川淵に降りると「ぼくもおりたい!」と荷物を置いて降りだす。そしてアッという間に「石拾い大会」。きれいな石は宝物のように大事に抱え、手ごろな石は川に向かってドボンっと投げ込む。人はなぜ川に来て石を見つけたら投げたくなるのだろう…不思議だ…(笑)
そうこうしている間に11時30分近く。おなかも空いてきたので、近くの橋の下でお弁当にすることに。上空にはトンビが飛んでいたけど、川に向かって飛び込むようにしているのは鮎を狙っているのかな?おかげで子どもたちのところには一羽も飛んできませんでしたよ♪
ご飯のあと、一人の子が川をじーと見ていて声をかけると「入ってみたいな~」だって。ん~よく見るとそこは人工的に置かれた石がたくさんあり川の水の量も少なそうなので行けないことはないな~(魚が登りやすいようにしてあるの感じ)と思ったので、その子と相談し、『裸足になって、上がったらすぐ足を拭けるようにタオルを準備していってみよう!!』というと、すごく表情がキラキラしだし、二人でこっそり川へ降りてみることに。
川の水は冷たく感じたけど、歩き疲れた足にはちょうどいいみたいで段々と気にならなくなり、二人できゃっきゃと楽しみだすと、上から見ていたまつくりさんのみならず、りーかんにも見つかり、「あーいいなーーー!!ぼくもいくーーーー!!」と抜け駆けがバレて、みんな裸足になってそろーりそろーりと降りてきた。よっしーは危ないかな~と思っていたけど、子ども達もしっかりと注意しながら歩く姿はさすが年長さんやなと思うところ。おみそれいたしました。尻もちついて濡れちゃう子もいたけど、それでも楽しそう。しまいには丁度“足湯”のように3人ほど座って足が川の流れを感じる場所があって、そこに腰かけて「すごーいすごーい!!」と興奮しっぱなしのまつくりさん達。こんな身近にこんな自然を楽しめる場所があったなんてと目から鱗のよっしー。子ども達も疲れているはずなのに今日一番のテンションで楽しんでいましたよ!!
本当はもっと川を楽しんでいたいとこなんだけど、さすがに帰る時間まではムシできず。あと5分だけ!と決めて川を楽しみ、その後は「みんな~急いで幼稚園に帰るよ~!!」と急かすよっしー。しかし、そんな担任の心なんて忖度しない子ども達は「よっしー!“だるまさんがころんだ”で帰りた~い」だって…(笑)。時間もないのに何を馬鹿なことを…と思ったけれど、「いっくぞーー!!だーるーまーさーんーが、こーろんだーー!」というと、普通に歩くよりもみんな早いじゃありませんか!(笑)しかもピタッと止まって面白い。よっっしーも段々楽しくなってきて、結構長い時間してたね~。
で、なんとかお列ギリギリに戻ってきたまつくりさんたち。たくさん歩いて、たくさん遊んで、たくさん楽しんで、たくさん発見した今回の初夏の遠足。はっしーとカミキリムシをたくさん捕まえて幼稚園に持ってきたし、一緒についてきてくれた年中さんのお母さん(ゆうこりん♪)は、川で遊んで帰る準備をするときに「あ!カニいる!!」とさっと素手で捕まえてみんな大興奮!!そのカニも一緒に帰ってきたね~。
自然を感じ、人とも触れ合い(芝生でゲートボールみたいなのしているご老人達に挨拶し、魚釣りしているおじさんに釣り方教えてもらったり、絵を描いている美大生のスケッチをのぞき込み本物の写生を見せてもらったり)、ホント街中がいい保育室!!ということを発見させていただいた遠足なのでありました♪あーホントに楽しかったーー!! よっしー
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