本日より仕事始め、全員出勤で2025年の幕開けとなりました。
昨年元旦の能登震災の記憶も未だ生々しく今年は如何…!?肩に力の入った状態でお正月を迎えられた方もいたのではないでしょうか。しかし、明けてみれば穏やかなお正月となり、杞憂に終わり何よりでした。皆さんは年末年始をいかがお過ごしでしたでしょうか?
個人的には親の高齢化もあり年末年始は久々に実家に帰省。折角だからと実家を拠点に某○○ディズニーリゾートにも足を伸ばし、「行列要員」にと有無を言わさず駆り出される羽目に…(笑)。あまりの人の多さと今どきのスマホ方式に全くついていけず、異次元の外国世界に迷い込んだ子羊の如し…。とはいえ、映画の中に入り込むかのような空間的な造りに映画キャラクターとの触れ合い、3Dのアトラクション等々これはこれで目からウロコ、唸らせるものがあり、ディズニー映画を愛する人々にとっては(普通に遊園地感覚を楽しみたい人にも)、聖地なのかもしれませんねえ…。
目が回るような人混みに疲れきった身体を癒すべく正月明けは初詣を兼ねて奥秩父へ。ルートの一端は関東ふれあいの道(首都圏自然歩道~関東地方の一都六県をぐるりと一周する長距離自然歩道で総延長は1,803km)のコースの一つにもなっていて、埼玉県のハイキングのメッカでもあります。山頂に立てば名前の通り、東京スカイツリーや高層ビル群はじめ、関東平野を一望しつつ、東に目を転じれば雪をまとう富士山もばっちり拝め、気分爽快。風情のある奥宮で初詣を済ませ気分一新、2025年を迎えました。
その後正月は家族、親族との団欒もさることながら、生まれ育った「トトロの森」として知られる故郷の田舎町にも足を伸ばしつつ、幼少期からのご近所の方は未だに在住され、子どものころよくお使いに行かされたお店も作りは変われど健在。丘陵地から仰ぎみる奥秩父の峰々と富士山のシルエットは変わらない子ども時代に眺めた原風景そのもの。「ふるさとの山は ありがたきかな」ですね。
能登の方たちもそれぞれ能登で育ってきたふるさとの原風景はしっかり心に焼き付けているからこそ、その地で元の生活に戻りたい、という強い思いをお持ちなのでは、と思います。皆さんにとっての原風景はどのようなものでしょうか?
前置きが大変長くなりましたが、能登の大震災から早1年。新たな年が始まりました。本日は新年の初顔合わせで午前中は会議、3学期の予定を入念に確認し、保育並びに園生活等に関して職員たちと話し合いました。午後は園内研修で今年度の園の重点課題の振り返りです。幼保連携型への移行を果たした一年、蛇が出るか鬼が出るか?と戦々恐々の面もありましたが、蛇の道は蛇の如く、専門家や先達たちのアドバイスを受けつつ、同時に木の花らしさの保育のコアはそのままに乗り越えてきたような思います。
さて明日は始業式で3学期、2025年の木の花暮らしの開演です。蛇のごとく脱皮を繰り返してよりよい園にさらなる進化を遂げられるよう願いつつ、スタッフ一同、力を合わせて参ります。今年もお家の方々のご理解、ご協力をお願い致します。
本年もどうぞよろしくお願いいたします。
あゆどん(記)
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