まんごーさんが、考えてくれたメニューは、ミートボールと、大根、人参、ブロッコリーの三色味噌汁と、フルーツポンチ。
メニュー決めの時、デザートのフルーツポンチは全員一致の即決!!
フルーツポンチは、グループクッキングの定番ぽくなってるので、違うもがいいなー・・と思っていましたが、皆で『美味しいから、大好き!』『ずっと作りたいと思ってた!』と、、まんごーさんの熱い思いが伝わってきたので、その思いを尊重することに。
お味噌汁は、『人参とブロッコリーは、絶対いれたい』と言う子がいて、「赤と緑だねー」と言ってると、「じゃあ、白の大根も入れよう。」という決め方で。
でも、主食は中々決まりません。それぞれが作りたいものを言っていったのですが、なかなかすり合わせが出来きず、段々と決める事がめんどくさくなってきたのか、話し合いの輪から離れていくので、「○○に、決めちゃうよー」と言うと、「それは嫌だ」と言うのだけど・・・・決まるに至らない、まんごーさん達。
お家の都合で早く帰らなきゃいけない子が、「ミートスパゲティか、肉まんを、作りたい」と言って帰ると、残ったメンバーは、「お肉と団子で、ミートボールがいい!」と言い出し、主食はミートボールとなったのでした。
メニューが決まったので、玄関に張り出すメニューも、まんごーさんが作り、注文書も作って給食でお世話になっている八百屋さんへお届けに行きました。(お届け途中の道草もちゃっかり楽しんで)
土曜日にあった田植えで、田んぼのおじちゃんからタケノコを頂いたので、それの下処理もしたり、クッキング前日には、注文してあった材料を取りに、またまた八百屋さんへ出向いたりと、毎日、何かしらクッキングのお仕事がありました。
八百屋さんに材料を取に行くと、フルーツポンチ用の缶詰が全部で20缶。その他にも大根や、人参、キャベツ等など、皆で手分けしリュックに入れ持ち帰ったのですが、なかなかの重さ。
始めは、「重いけど、大丈夫!!」と、言っていて、リュックに入りきらず、抱えて歩いていた大根を、ラクビ―ボールのようにパスし合って歩いていたのですが、歩くごとに重みを感じてきたようで「リュックがお尻にくっついちゃうよー。」と言い、「でも、まつくりだから、頑張る!!」と言って、幼稚園まで、重い重い荷物を運びきりました。
メンバーの中には、幼稚園についてホッとしたのか、緑のフェンスを開けた途端、倒れこむ子もいたんですけどね((笑))。
そして迎えた本番の日。
朝一のお仕事は、畑に行ってのイチゴの収穫から。
ゴールデンウィーク前に、畑の畝作りをした時、ほんのり色づき始めていたので、様子を見に行くと、真っ赤に色付いた食べごろのイチゴが2粒。そーっと収穫して、フルーツポンチに入れることにしました。
お台所に戻り、調理開始。まずは缶詰を開けようと、リングに指を掛け力を入れるのですが、蓋はうんともすんとも・・・びくともしません。少し介助してあげると、「硬い――。」と言いながらも頑張って開けていました。
今日はたくさんの食材を切らなければならなかったのですが、皆、巧みに包丁を使い、食材の硬さ、柔らかさ、色や、匂い。切っていくうちに段々と形が変わっていく面白さを楽しんでいました。
タケノコを切った時などは、「わーー、切ったら階段になってるー!!」と、びっくりしていたんですよ。
フルーツポンチ、みそ汁の準備を終えると、今日のメイン料理、ミートボールの準備へと。
ひき肉の中に入れる具材はみじん切りにするため、ここからは包丁を置いてフードプロセッサーの登場です。みんな「家でも使ったことあるー。」と言って、テンションが上がり、「やりたい。やりたい。」と、取り合いをしていましたが、やっていくうちに「一緒にやろう。」と言って、ちゃんと協同作業をこなしていました。
ミートボールの種ができあがると、次は形成作業、ひたすら〇〇丸める作業。丸めて丸めて約300個!!
普段から泥団子を作っているまつくりさんなので、丸めることなどお手の物、なので段々、〇から脱線し、♡型・バナナ型・▲、等の粘土遊びを楽しみ、また〇に戻り、300個を作り上げました\(^o^)/。
丁度、ぐみちゃんから「出来ましたか?」と、連絡が入り、出来たてホヤホヤを、ぐみ棟へお届けしました。
その後も、ミートボールを一つづつ数え、各クラス分にとり分けし、各クラスへもお運びし、今日のクッキングのお仕事が、全て終了させることが出来ました。
給食が終わると、何人もの子が「美味しいかった♪」と言いに来てくれ、満足げな”まんごーグループ”さんでした。
댓글