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再会と旅立ちの春、2022年度有難うございました・・・

木の花幼稚園

 ぽかぽか陽気が続く中、庭の桜は記録的な早咲き。本日ほぼ満開に近い状態となりました。ブランコ裏の枝垂桜も可憐な色合いで競演し、春爛漫の中、春休みの預かりの子らは陽気に誘われて、あちこちに出かけていったり、庭でシャツ一枚で遊んだり・・・。


 そんな華やぐ春休み期間を利用して、各世代の卒園生(&お家の方々)が市内はもとより遠く県外からもわざわざ木の花に立ち寄る日々が先週からずっと続いておりました。小学生、中学生、高校生、大学生から新社会人まで・・・。古株のスタッフたちは、ホンマに○○ちゃん・・・と皆驚くほど凛々しくなった姿に感涙、感動。面影がある子もいれば、全くわからんわ、と思春期の変貌を示す若者も。木の花とは無縁の友達を連れてくる卒園生もいて、誰やったけ・・・?とスタッフ同士で頭をひねる場面も・・・(笑)。


 年度末の書類仕事が山積する時期で、ゆっくりと話し込む時間はないのですが、こうした卒園生らの巣立っていった後の出会いが職員一同にとって、保育者冥利に尽きる、何よりも望外の喜びであるのは間違いないところです。木の花っ子たちはそんなお兄ちゃん、お姉ちゃんたちに興味津々・・・。話しかけたり、中には一緒に遊んでもらっている子も・・・。「おれらもこんなんやったんけ?」って、その通りですわ(笑)。


 そして母たちは変わりませんね、ホンマに・・・。中には母子を「どこの姉弟やったけ?」とのたまうスタッフもいて、持ち上げているのか?本気なのか?(笑)、まあそれほど母たちは若いってことですねえ・・・。


 まあ母たちのバイタリティを痛感したのは、先週のりーかんの送別会&母たちのほろ酔い。

 体調不良で本人不在であれだけの卒園生親子が集い、あれだけの演出・・・。ビデオ収録になりましたが、このエネルギーたるや言葉には言い尽くせません!ビデオレターとして編集されて届くと思うのですが、全体の構図をドキュメンタリー仕立てで撮影できれば、それをセットで贈るときっとより感動が増すように思いました。


 そして母たちのほろ酔い。おやじたちは一応ほろ酔いディスカッション、と「ディスカッション」を銘打ってはいましたが、母たちはズバリほろ酔い(笑)。その弾け方にいやいやほんと脱帽です。男が育休を取るのも当たり前の時代。これはこれでコロナ禍を乗り越えて、年度の最後を締めくくるハレの企画だったかと思います。


・・・という怒涛のような卒園生ラッシュの中、年度末の事務仕事に追われる日々も、気付けばもう後がない3月31日。山積の事務仕事を無心に続けていると、りーかんが最後のお別れに来園。旅立ちの新たな春は、嬉しくもあり寂しくもあり・・・。(子どもたちは大喜びでしたね。)新たな人生のパートナーと共にまた明日から新しい世界で自分らしく羽ばたいてほしい、と切に願っています。卒園生たちみんなもりーかんも、またいつの日か、いつの日でも遊びにきてくださいませ。ここはいつでも里帰りしていい、あなた方の二番目のお家なんだからね。


 大雪と暖冬が同居するような異常な気象状況にトルコ・シリアでの巨大地震、ロシアによるウクライナ侵攻は泥沼のように続き、国内は諸物価の高騰・・・気持ちは暗くなるニュースばかりですが、年度の最後の最後にWBCでのメイクドラマの連続にホントに感涙、感動、歓喜のひととき。爽やかな気持ちのままその余韻に浸りながら、本日を持ちまして令和4年度(2022年度)はおしまいとなります。

 今年度も、コロナ禍の中でコロナと共に様々なことにチャレンジし、行事を止めることなく続けてこれたことに改めて家庭の皆さんのご協力に感謝いっぱいです。この一年間、本当に有難うございました。


 明日は土曜日保育と庭の花の競演を地域の方々に園庭開放。そして週明け3日から新スタッフ含む全スタッフでの新年度スタート、4月6日が始業式、新学期が始まります(入園式は8日です)。3日午後からは新担任の家庭訪問も始まります。お楽しみにね・・・。

 

                                  あゆどん(記) 

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