おもちつき後、年中発表会の取り組みが進み、続けてクリスマス会までの取り組みが続く期間、遊具庫は開かずの間でした。
準備して迎える「お祭り」のための非日常的な期間が続きましたが、「何もない」中でも、広い空間を活かして鬼ごっこしたり、滑り台を活用して出ている積み木やケンパプレート(発表会等の舞台用)と組み合わせ、ケンパープレートの置き場所で滑り台を転がるケンパープレートが跳ね上がる距離が変わってくることに気づいた年長さんは、ケンパーの着地点に積み木で囲いを作ったり、他の子がキャッチしたり、多彩な遊びを展開したり、ジャンバーをそり代わりにスピード感を増して遊んだり、大型積み木のトンネルを作って潜って滑るなど、異学年も混ざりながら、遊びが深まっている様子がまたとても面白い!のです。非日常の取り組み期間だからこその知恵の出しどころですねえ。
他にも発表会やクリスマス会の舞台背景の大型積み木の組み立てを利用してままごと(お寿司屋さん?)や、大型積み木を組み替えて大きな家にしたり・・・遊び方は各自それぞれ・・・。
ぐみちゃんも本園のほうに「出張」しホールや保育室で遊んだり、時にプチちゃんと一緒に活動したり、以上児さんの練習風景のお客さんになったり、非日常と日常を行き来する暮らしを今年も体感してきました。
コロナ禍明けの今年、子どもたちの世界をより多くのお家の人たちに届けたいと保護者制限などの窮屈な制約を徐々に取り払いつつ、試行錯誤の一年でした。
ぐみの子らの奔放な面白さ、プチ年少のなんでもやりたい好奇心と行動力、年中さんの実験、試行し工夫する発想力、年長のお仕事にも遊びにも精を出す根気、集中力、協同するチームワークetc・・・。そんな子どもたちの姿を様々な表現の場(非日常)を通して、お家の人たちとも共有できるように努めてきました。
非日常をくぐってさらに日常の遊びがより拡がり、その遊びを活かして次の行事(非日常)の取り組みに繋げたりする中でより賢さを深めている子どもたち。そんな子どもたちと共に新しいことが今年も試みることが「できた」一年だったか、と思います。
そんな子どもたちへの先生たちからのお歌(&楽器演奏)のプレゼント…。クリスマス会に向けて毎日一生懸命練習を重ねて、当日を迎えたい!という強い想いを持ちながら、結局その日を迎えてしまった…のは、毎年恒例の風物詩です…(笑)。キーは演奏はしやすい一方で歌いにくいものでしたが、気持ちだけでも伝わってくれたら嬉しい・・・。(カポ3が一番よかったんだけどねえ・・・。)
みんながみんなヒーロー~木の花バージョン
C C C G
特別じゃない ヒーローじゃない 木の花の庭は 森がある
C C C G C
雨の日もある 風の日もある アレラに雪ふりゃ まるもうけ
C F
振り向けば 先生~ 横向けば 友だち~
C Em C D7 C C G7 C
走いって~ 転んで 寝そべって あたらしい明日が 待っている~
C F
遊んでは お仕事~ 抜け出しては~ 遊んで~
C Em C D7 C C G7 C
あした あさって しあさって あたらしい未来が やってくる
C C C G7
いいことがない うまくいかない それでもお腹が へってくる~
C C C G C
ホールで~も ベラン~ダでも 寝転んで待ってれば 給食さ~
C F
遊具庫は 海の底~ ホール見れば 大宇宙~
C Em C D7 C C G7 C
誰もかれも どんな子も それぞれの世界を つく~ってる~
C F
振り向けば~ 友だち~ 前向けば お家の人~
C Em C D7 C C G7 C
運動会 木の花まつり 発表会 新しい世界が 待っている~
C F
振り向けば~ ちっちゃいぼく~ 前向けば おっきなわたし~
C Em C D7 C C G7 C
あした 来年 その先も 新しい世界が 待っている~
C C G7 C
あたらしい自分が やってくる~
様々なご協力を頂いたお家の方々には改めて今年一年、感謝です。有難うございました。来年もまた一人一人がヒーローになれる、そんな幼稚園を目指してがんばって参ります。
では皆さん、よいお年を!
あゆどん(記)
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