庭の梅や杏子が可憐な花を咲かせ、新たらしい春を感じさせる昨今、気づけば明日は、116回目の卒園式を迎えます。
今日の午前中は大掃除。年中母たちの有志の皆さんが、ホール、玄関を中心にきれいに掃除してくれる一方、子どもたちも部屋のロッカーやら床を掃除し、明日の卒園式に備えます。
そして幼稚園時代の最後のお列にまつくりさんが出てから午後は、職員たちで掃除、片づけ、明日の準備諸々・・・・(という中、近隣の小学6年生の卒園生たちが、学校の卒業式を終えてご挨拶に来園したり、大学生になりました、春から一人暮らしです、と高校卒業の卒園生が訪ねてきたり・・・。春は出会いと別れの季節ですね)。
さて今回は、「ぺちゃくちゃ おしゃべりすごろく」と銘打った、すごろく遊びで幼稚園時代を振り返る卒園式です。幼稚園にあるモノをマス目に大きな「すごろく」を作成したまつくりさん。式ではまつくりさんが振ったさいころの出た目だけ「駒」を進め、留まったマスの絵に関わるエピソードを、井戸端会議風にお話とパフォーマンスでまつくりさんたちが再現していくそうです。
なにせ「すごろく」なので、止まらないマス目のエピソードは陽の目を見ない?こともある一方、目賽の目が小さいとほんとに進まず、時間がたっぷりかかるという、前代未聞の卒園式です(笑)。一応、必ず止まる・・・というマス目もあるそうなので、全員の出番はどこかで確保されていますが、なにせすごろくなので、出番の多寡は運次第・・・(さいころを振る順番もくじ引きだって)。舞台構成も通常の「舞台」が卒園生席になっておらず、登り棒と大型積み木とパネルと長板など、色々なモノを使って卒園生席が「くの字」状に作られております。
さあ、幼稚園時代の最終章のまつくりさんの「おしゃべりすごろく」。無事ゴールまでたどり着けるでしょうか? もちろん在園のさくらさん、うめももさんに「バトン」を渡す儀式でもあるので、しっかり見届けたいし、在園児からのエールも、例年よりも短いですが、贈る予定です。(なお、ぷちちゃん、ぐみちゃんはお休みです。練習?のときにちょっとまつくりさんのかっこいい姿を目に収めたもんね。)
もちろん今年も昨年度同様、感染対策も考え、在園保護者のお見送りはご遠慮いただき、卒園生家族の大人の人数制限など規模(参加人数)の縮小を図っています。園児席の間隔も空けて座ったり、卒園生のお家の方も、長い椅子は3人掛けで、ご家族のうち1名のみ、他のご家族は、たたき、階段、キャットウォークなど分散してくっつかずにご覧いただくなど、密集も回避しています。また、いつも織り込んでいる在園児のアーチ等の割愛など時間短縮なども図るつもりでが、なんせ「すごろく」なので‥‥(笑)。
春とはいえ寒さも残る中ですが、換気にも留意しようと思います。卒園生のお家の方、防寒対策もお願いします。なおお子さんとご自身の検温もお忘れなく。熱風邪症状あれば無理せず登園をお控えください。心配だわ、というお家も無理することなく、どうぞ遠慮なくお休みください。もちろん登園された方は玄関での消毒にご協力を・・・。
なお、卒園生は写真撮影があるので、8:30~8:45までに登園ください。在園児は、9:15~9:30までに登園をお願いします。
コロナの第3波も徐々に収まり首都圏の緊急事態宣言も今週末で解除の見通しのようです。まだまだ気を緩めることはできませんが、まつくりさんらしい姿が見届けられ、新たな「旅立ち」を祝う式になれば、と願っています。
あゆどん(記)
Commenti