食と創造の祭典『木の花まつり』二日目が終わりました。これで子ども達のお店は終了です。皆様ご来店ありがとうございました♪
今日は年少さんの『海のお店・畑のお店』と、年長さんの『海賊のお店』第二部が開店。先日の書き込みがあまりにも長文でしたので、今回はもう少しまとめてお伝えいたしまする。
年少さん『うめももビーチ・うめももばたけ』
木の花まつり初参戦のうめももちゃん達。お家の人達の姿を見つけると崩れちゃうかも…という心配は全く無用で、堂々と45分間も売り子を続けておりました!!現場にいたスタッフに聞くと「疲れた」「もう終わりたい」なんていう声もなかったそうで、目の前にある自分たちが準備した品物を売り切ることに没頭してたとのこと(笑)。なので45分経っても普通に売り子を続けていたらしく、タイムセールとして少しお値打ち価格にすると残りの商品も売れ、机の上がすっからかんになると売り切ったことの満足感で表情も晴れやかだったとのことでした♪
「ごっこ」だときっとフッといなくなっちゃたり、お家の人のところに行きたくなっちゃたりするんだろうけど、取り組みを通じて「お店屋さん」としての意識があると、「たくさん買ってほしい!」という想いが芽生えるんだろうね~。それが時間や疲れを感じさせない集中力に繋がるのかも。売れ残った数品もお盆に乗せてお客さんの下へ行くと、そのかわいらしさに「買ってあげなきゃ」と思うのは人の心か、はたまた担任の作戦か?笑。いただいたお金をお金箱に入れる姿はなんとも満足気な感じがしました。ちなみに用意した品物は完売いたしました。どうもお買い上げありがとうございました♪
そしてそして今日はプチちゃん&ぐみ2才さんもお庭でお店を開店♪
『ざくろクッキー』『フワフワせんべい』
この2歳児さんたちも、もっとバラバラで遊びだすかな~と思っていたら、しっかり「お店屋さん」として頑張って売っていたことに担任は驚き&感心しておりました。また良かったのが2歳児さんたちの出したお店の場所が、年少さんたちの焼き芋やりんごジャムが売っているお店が見える位置だったということも一つの要因らしく、年少さんたちが売っている姿に刺激を受けつつお手本にしつつ、自分たちも売らなきゃ!と思ったのではないかと…。また14日にたくさんのお客さんがお庭に入ってくるのをぐみ棟からじっと見ていたこともきっと繋がっていて、その様子を見ていたから今日、お家の人達が来てもいつもとは違う、お迎えにきたんじゃないだということを感じていたんじゃないかな~。
こちらも多数買ってくれた木の花まつり常連さんもいたとのことで(笑)、完売いたしました。お買い上げありがとうございました♪
年長さん『まつくり海賊団のお店』第2部
今日は1部とは打って変わって『創造』のメインとしたお店が出店。毎日じっくりと頭を使い、工夫し、コツコツと作り上げていった作品たちが店頭に並びます。
よっしーが特に面白い、いや、有難いと思ったのは、子どもが考えたお店を大人が真剣に楽しんでくれるお客さんの姿。たとえば『かいぞく変身』というお店では、そこは手作り海賊衣装をきて、海賊船にのって自分のスマホで写真をとることができ、さらにはお土産にカードをひいて“あたり”がでればお店の人たちが海賊の歌をうたってくれるというお店なんだけど、序盤は結構しずかで「あんまり人気ないんじゃないけ…」と担任は不安がよぎったらしいんだけど、そこをドンっと突破口を開いてくれたのがお父さんのお客さん。フォト第一号であり、その写真も子ども達が注目する中で海賊になりきってポーズをとってくれたことで子ども達のモチベーションもあがったし、周りのお客さんたちにも「おもしろそう」と感じさせる大変すばらしいお客さんであったことは間違いないでしょう!(よっしーも思わずその海賊を写真で撮っちゃった)。そこからは長蛇の列で大人気店に。まさにバズった感じです。その後もどのお客さんも思い思いのポーズ写真をとり「たのしい~!」と心から言っていることが伝わってきました!お土産のカードをひいて当たりが出た時も嬉しそうなのは大人だけでなく子ども達も!「あたりがでたよ~!」といって鐘を鳴らし、受付の子も、衣装の子も写真を撮る子も、みんなでそのお客さんの方を向いて足を踏み鳴らし歌を歌うんです(笑)その歌に周りのお客さんはさらに注目し、私も行ってみたい、歌ってもらいたいと思わせる陽気な海賊の演出に、お客さんとお店の子が一体になって楽しんでいる感じでした♪
もちろん、作った品物を売る売り子さんだって個性的で、「あともう10個しかないですよ~!早く買わないと無くなっちゃうよ~」とどこかで聞いたのか自分で考えたのか、そんな言葉を聞くと焦りだすのは客心というもの(笑)。
お客さんのとのやりとりや惹きつける言葉のチョイス、ゲーム屋さんもルールを説明したりする様などは年長さんだな~と感じるところでありました。
「たくさんのお客さんとの関わり、やりとりが、子ども達にとって何よりも非日常の体験であり、さらなるステップアップに繋がりますので…」
木の花まつり子どものたちのお店を終えて、どの学年も皆さんのおかげで一つ階段を上がったように思います。本当にご来店、お買い上げ、多様なやりとり、楽しむ姿を、ありがとうございました♪
記:よっしー
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